新幹線「こだま」に安く乗る方法をまとめました。
[結論]新幹線こだまはこれが安い!
①片道で利用する
>> JR東海ツアーズ ぷらっとこだま
②往復で利用する
>> JTB ダイナミックパッケージ
③日帰りで利用する
>> JR東海ツアーズ 新幹線日帰りパック
東海道・山陽新幹線「こだま」に安く乗る方法まとめ
東海道・山陽新幹線「こだま」で利用できる、おすすめチケットを一覧でまとめました。ここからは、それぞれのチケットの特徴・内容について詳しくご紹介していきます!
安く乗る方法①:こだま限定きっぷを活用する

「新幹線こだま」に安く乗る方法1つ目は、こだま限定きっぷを活用するです。
代表的なのが、JR東海ツアーズが販売する**「ぷらっとこだま」。東京〜名古屋・新大阪などの区間を、通常よりも安く指定席で利用できる旅行商品です。料金にはワンドリンク引換券**も付いており、ちょっとしたお得感も味わえます。
例えば、東京〜名古屋間では、通常11,090円の指定席料金が**8,710円〜**に。片道で約2,400円もお得になる計算です。
おすすめの予約サイト
購入はJR東海ツアーズ公式サイトで可能。発売数に限りがあるため、旅行日が決まったら早めの予約がベストです。途中下車不可など制限はありますが、うまく使えば大幅な節約につながります。
また山陽新幹線区間の限定で、JTB、日本旅行などの旅行会社、e5489でもこだま限定きっぷが販売されています。時期によってはこちらの方が料金がお得な場合もあるので、要チェック!
安く乗る方法②:ホテルとセットで買う

「新幹線こだま」に安く乗る方法2つ目は、ホテルとセットで買うです。
旅行会社が提供するダイナミックパッケージやJR付き宿泊プランでは、新幹線こだまの乗車券+特急券に加えて、宿泊もセットになったプランが販売されています。
これらのセット商品は、個別に切符と宿泊を予約するよりもトータルで安くなることが多く、場合によっては新幹線こだまの料金が実質無料に近い価格で利用できることも。
例えば、ある旅行会社のパックでは、
- 東京〜名古屋(新幹線こだま普通車指定席利用)
- 名古屋のホテル1泊
がセットになって**1人あたり20,400円台〜**という商品も見られます。
おすすめの予約サイト
これらのサイトでは、出発地や列車の指定、ホテルのランク、食事付きプランの有無なども柔軟に選べるので、自分に合ったプランを見つけやすいのが魅力です。
このように、宿泊とセットにすることで、通常価格よりも大幅にお得に「新幹線こだま」に乗れる可能性があります。特に旅行シーズンや週末など、正規料金が高くなりがちなタイミングでは、こうしたセット商品を活用するのがおすすめです。
ただし商品によっては、払い戻しや途中下車などに制限があることがあります。購入にあたっては、商品の条件をしっかりと確認しましょう。
安く乗る方法③EXサービス限定きっぷを活用する

「新幹線こだま」に安く乗る方法3つ目は、EXサービス限定きっぷの活用です。
EXサービスはJR東海・JR西日本・JR九州が提供する新幹線のインターネット予約サービスで、利用者向けに「EX早特」などのお得な割引商品を販売しています。通常のきっぷよりも約25%割引になる場合もあり、早めの予約で大幅な節約が可能です。
例えば、「EX早特7」という商品では、
- 東京→名古屋の乗車券+指定席特急券:
11,090円→**9,900円**
と大幅な割引となります。
EXサービスの利用方法
- EXサービスに会員登録(スマートEXの登録は無料)
- 限定きっぷ対象の列車・区間を検索
- 対象きっぷを選んで予約
- 乗車前にきっぷを受け取る、またはSuicaなどでチケットレス乗車
EXサービスの割引きっぷは、人気の高い「こだま」でも対象便が多く、使いこなせば旅行コストをぐっと抑えられます。予定が早く決まっている人やネット予約に慣れている人は、EXサービス限定きっぷの活用をおすすめします。
ただし商品によっては、払い戻しや列車変更などに制限があることがあります。購入にあたっては、商品の条件をしっかりと確認しましょう。
山陽新幹線区間限定で、JR西日本のインターネット予約サイト「e5489」でもお得な限定チケットが販売されています。詳しくはJRおでかけネットの公式サイトを確認してください。
安く乗る方法④日帰り旅行パックを利用する

「新幹線こだま」に安く乗る方法4つ目は、日帰り旅行パックを利用することです。
旅行会社では、列車の往復きっぷと観光施設の入場券、食事券などがセットになったお得な日帰り旅行商品を多数販売しています。これらは「日帰りだけど観光もしたい」「とにかく安く済ませたい」という方にぴったり。
例えば、JR東海ツアーズの「EXこだわりツアー」では、
- 東京発名古屋着のこだま指定席往復
- ずらし旅選べる体験クーポン
がセットになって**18,580円台〜**の価格で販売されていることもあります。
個別にきっぷを買うよりも、数千円単位で安くなるケースもあるので、日帰りでもコストを抑えたい方には非常におすすめです。
おすすめの予約サイト
旅行のプランをまるごとお任せできる日帰り旅行パックは、初めて京都・広島などを訪れる方や、時間と費用を節約したい方にもおすすめです。
ただし商品によっては、払い戻しや途中下車などに制限があることがあります。購入にあたっては、商品の条件をしっかりと確認しましょう。
安く乗る方法⑤株主優待割引券を利用する

「新幹線こだま」に安く乗る方法5つ目は、JR東海・JR西日本の株主優待割引券を利用することです。
この株主優待券を使えば、JR東海であれば運賃・料金が最大2割引、JR西日本であれば運賃・料金が5割引で購入できます。乗車券だけでなく、特急券やグリーン券にも適用されるため、「こだま」を含む列車のきっぷがトータルでお得になります。ただし新大阪駅を跨いでの料金は割引の対象外です。
例えば、東京〜名古屋間の指定席通常料金は11,090円ですが、JR東海の株主優待を使えば**8,870円**に。往復で約4,400円も節約できる計算です。
この株主優待券は株主でなくても、金券ショップやフリマアプリ(メルカリ・ヤフオクなど)で、JR東海の株主優待割引券なら1枚約1,000円、JR西日本の株主優待割引券なら1枚約4,000円で購入可能です。1回の乗車につき1枚必要ですが、うまく使えばかなりの節約になります。
おすすめの購入サイト
JR東海株主優待割引券は、JR東海のきっぷうりばで使用可能。JR西日本株主優待割引券は、JR西日本のみどりの窓口、またはe5489で使用可能。他のJRの窓口(JR北海道やJR九州など)では使用できないので、遠方に住まわれている方は注意が必要です。
また株主優待割引券には有効期限があるため、事前に有効期間内か確認を忘れずに。また、一部区間や切符によっては割引が適用されない場合もあるので、購入前に用途が合っているか確認しましょう。
安く乗る方法⑥学生割引を利用する

学生の方であれば、「新幹線こだま」にも学割を活用することができます。JRの学生割引制度(学割)は、学校が発行する「学生・生徒旅客運賃割引証(学割証)」を提示することで、乗車券が2割引になる制度です。
ただし、割引が適用されるのは「乗車券」のみで、「特急券」は通常料金のままとなります。それでも、新幹線こだまのような長距離移動では乗車券部分だけでも大きな節約になります。
例えば、東京~名古屋間の通常運賃は
- 乗車券:
6,380円→ 学割で**5,100円** - 特急券(指定席):4,710円(割引なし)
合計:11,090円 → **9,810円**
およそ**1,200円以上の割引**となり、往復で考えると2,400円以上の節約になります。
学割きっぷの購入方法
- 学校から「学割証」を発行してもらう(通常は1〜2日で発行)
- JRの「みどりの窓口」や一部「指定席券売機」で、学割証を提示して乗車券を購入
- 特急券は、別途えきねっとや窓口で購入(割引なし)
ただし、学割は片道の距離が101km以上ないと利用できません(東京〜名古屋は対象)。また学割証は1枚につき1区間のみ有効で、有効期限もあるので注意(通常は発行日から3ヶ月)。
もし、学割を活用する場合は、乗車前にあらかじめ学割証を用意しておきましょう。急な旅でも、学割証さえあれば大きな節約につながります。
安く乗る方法⑦ジパング倶楽部割引を利用する

「新幹線こだま」に安く乗る方法7つ目は、シニア向けの割引サービス「ジパング倶楽部」を利用することです。
ジパング倶楽部は、満65歳以上の方が対象の会員制度で、年会費を支払うことでJRの運賃が最大3割引になります(一部例外あり)。全国のJR線で使えるため、京都・広島方面への旅行にもぴったりです。
割引の対象は乗車券と特急券の両方。つまり、新幹線こだまのきっぷがトータルで割引されるという大きなメリットがあります。
例えば、東京~名古屋間(通常料金 11,090円)の場合
- ジパング倶楽部利用で運賃が30%割引適用
- 割引後の料金:**7,760円**
- 約3,300円の節約!
※初回年度で利用回数が4回未満の場合は20%割引となります。
ジパング倶楽部の入会方法
- ジパング倶楽部窓口から入会申込書を入手
- 必要書類:本人確認書類(運転免許証など)
- 年会費:3,840円/年
- 会員証の発行後、みどりの窓口や一部指定席券売機で割引きっぷを購入可能
割引を受けるには「ジパング倶楽部会員証の提示」が必要です。また割引には回数制限があり、初年度では、初回~3回までは20%割引、4回以上20回までは30%割引となります。このほか距離(200km以上)、日付、列車、座席などにも制限があるので、入会前に用途が合っているか確認しましょう。
ジパング倶楽部は、年会費が必要ですが、数回の旅行で元が取れるケースも多く、頻繁に列車を利用される方には非常にお得な制度です。「こだま」に限らず全国の特急や新幹線でも使えるため、移動の多いシニア世代にとっては強力な味方になります。
安く乗る方法⑧フリーパスを活用する

「新幹線こだま」に安く乗る方法8つ目は、JRのフリーパスを活用することです。
フリーパスとは、特定のエリア内のJR線が一定期間乗り放題になるお得なきっぷのこと。エリアによっては特急列車(自由席または指定席)も追加料金なしで利用できるため、「こだま」を含む旅でも非常にお得になります。
例えばこんなフリーパスが使える!
WESTERポイント山陽新幹線フリーパス
- 利用可能エリア:山陽新幹線と一部在来線
- 有効期間:連続する2日間
- 価格:大人 10,000WESTERポイント/子ども 5,000WESTERポイント
- 利用条件:山陽新幹線のぞみ・ひかり・こだま号(指定席は6回まで利用可能)
貯まったWESTERポイントを使って、山陽新幹線が2日間乗り放題になるお得なフリーパス。たとえば、新大阪から広島・博多への出張や旅行を組み合わせて楽しむことが可能。ポイントの有効活用にもぴったりで、山陽エリアを効率よく移動できます。
フリーパスによっては特急券が別途必要なので、事前に区間ごとの料金を確認しましょう。また有効期間や利用できる列車には制限があります。特急に乗る場合は、指定席の有無や混雑状況にも注意が必要です。
フリーパスは、うまく活用すれば「新幹線こだま」の旅行がぐっとお得になるだけでなく、旅の自由度も高まります。週末や休暇に合わせて、ぜひお得なパスを検討してみてください!
安く乗る方法⑨乗車券を分割して購入する

「新幹線こだま」に安く乗る9つ目の方法は、乗車券を分割して購入するです。
JRの運賃は、必ずしも距離に比例して増えるわけではありません。駅ごとの「区切り」で料金体系が変わるため、うまく分割すれば同じ区間を移動しても乗車券代を安くできる場合があります。これは「分割乗車券」と呼ばれ、裏技的に乗車券を安くすることができます。
実際の例:名古屋 → 京都
- 通常の片道運賃(乗車券):
名古屋 → 京都 = 2,640円
しかし以下のように分割すると…
- 分割例:
名古屋 → 野洲 = 1,980円
野洲 → 京都 = 490円
合計 = 2,470円(170円お得!)
→ 同じ「名古屋〜京都」間の移動でも、分割するだけで安くなることがあります。
区間によっては、新幹線特急券も分割すれば安くなる場合があります。ただし乗車券・特急券ともに、全ての区間において分割すれば安くなるという訳ではありません。
分割乗車券の探し方
自分で計算するのは大変…という方は、以下のツールを活用しましょう。
- 「乗車券分割検索」系サイト(例:乗換案内の有料版、一部スマホアプリ)
- 「分割プログラム」などのフリーソフト(PC用)
中には、出発地と目的地を入力するだけで、最も安くなる分割パターンを自動で提案してくれる便利なサービスもあります。
個人的によく利用しているのは、>bunkatsu.infoさんのプログラムツール。操作も簡単なので、初めての方でも分割乗車券を容易に検索することができます。(利用にあたっては、bunkatsu.infoさんの利用規約を確認してください)
基本的にみどりの窓口や券売機での購入が必要です(ICカードでは対応不可)。また駅によっては他の駅発の乗車券販売に対応していないこともあるため、事前に準備しておくのがベストです。
わずかな手間で数百円の節約が可能になる「分割乗車券」。頻繁に「新幹線こだま」を利用する人や、長距離移動をする人は、ぜひ一度試してみてください。
まとめ|新幹線こだまに安く乗るなら、割引きっぷやお得な方法を活用しよう

新幹線「こだま」は、東京・横浜〜名古屋・京都・大阪・広島・博多方面を快適に移動できる便利な路線ですが、正規料金はやや高め。しかし、宿泊付きのツアーパックやEXサービス限定きっぷ、株主優待券、学割・シニア割引などを上手に活用すれば、大幅に運賃・料金を節約することが可能です。
この記事では、【2025年最新】の情報をもとに、新幹線こだまに安く乗るためのおすすめの方法を8つ紹介しました。
- こだま号限定だから安い「ぷらっとこだま」
- ホテルとセットで安い「宿泊付きJRプラン」
- 約25%オフも狙える「EXサービス限定きっぷ」
- 日帰りでお得な「日帰り旅行パック」
- 料金が5割引になる「株主優待割引券」
- 学生限定の「学割証」を使った節約術
- シニア向けの「ジパング倶楽部」割引
- 様々な観光地を巡る「フリーパス」活用
- 裏技的に料金を安くする「分割乗車券」
旅行や出張で新幹線こだまを利用する予定がある方は、ぜひ本記事で紹介した方法を参考にして、お得に東海道新幹線を満喫してください。
新幹線こだまを安く乗る方法を知っているかどうかで、旅のコストは大きく変わります。出発前のひと手間が、大きな節約につながりますよ!