【なぜ?】いつも「のぞみ」7号車が満席の理由について解説

東海道新幹線 電車・列車
東海道新幹線
記事内にプロモーションが含まれています。
スポンサーリンク

最近、東海道新幹線ののぞみ普通車指定席を買おうとすると、このような光景を見ることがあります。

EX予約の画面1
お客さん
お客さん

7号車が全部満席じゃないか!

と思って他の号車の空席情報を見ると

EX予約の画面2
お客さん
お客さん

あれ?他の号車はいっぱい空いてる?

なぜ7号車だけ満席なのでしょうか?今回はその理由について解説したいと思います。


【PR】東京〜新大阪の往復新幹線が20%OFF!!

JTBの「JR・新幹線日帰りツアー」を使えば新幹線がお得に!
さまざまな地域の設定あり!
【往復】東京ー新大阪:23,400円〜
【往復】東京ー仙台:13,200円〜

↓↓詳しくはこちら↓↓
新幹線を安くするなら!JTBの「JR・新幹線日帰りツアー」

スポンサーリンク

【結論】「S Work」車両として販売されてるから

S work画像
JR東海ホームページより引用

理由を先に述べておくと、のぞみ号の7号車は「S Work」車両として販売されているため常に満席なのです。

スポンサーリンク

「S Work」車両とは?

「S Work」車両とは新幹線で仕事を進めたい人向けに用意された専用の車両です。

ビジネス目的で利用になるお客さん同士が集まることによって、新幹線の中でも気兼ねなく仕事ができるようにとJR東海が企画しました。

この「S Work」車両は次のような利用を想定しています。

  • 集中して仕事をしたいとき
  • リラックスして仕事の構想を練りたいとき
  • Webミーティングをしたいとき
スポンサーリンク

「S Work」車両の特徴

特徴①「S Wi-Fi for Biz」の利用

「S Work」車両を利用すると、7号車と8号車(グリーン車)のお客さんだけが利用できるWi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」が利用できます。

「S Wi-Fi for Biz」とは?
  • 従来の新幹線内のフリーWi-Fiより2倍の通信容量
  • 接続時間制限はない
  • よりセキュリティ面に配慮した暗号方式
  • 一部コンテンツの無料利用

ここからは私の感想ではありますが、同時に接続している人数などにより変動しますが、通信速度はそこまで早いというわけではありませんでした

Zoom会議などは状況によっては少し厳しいかもしれません。

また一部コンテンツについては、「dマガジン」や「ビジネス向け動画」といったサービスが利用できます。

特徴②ビジネスサポートツールの貸出【N700Sの場合】

N700Sという新型の新幹線の「S Work」車両を利用する場合、ビジネスサポートツール貸出サービスを利用できます。

2021年10月現在では次のものが貸出サービスの対象となっています。

  • 膝上クッション
  • 簡易衝立
  • PC充電アダプタ(type-C)
  • USB充電器
  • 小型マウス

利用可能区間は新横浜〜京都間です。パーサー(乗務員)に声を掛けて貸してもらいます。

スポンサーリンク

「S Work」車両のきっぷを購入するときの注意点

注意点①予約方法が限られる

S work画像
JR東海ホームページより引用

「S Work」車両の予約は以下の2つからしかできません。

駅のみどりの窓口やみどりの発券機では購入することはできません

また大人1人専用でしか利用できず複数人では予約できません。(もちろん子供料金はありません)

なお料金はEXy予約・スマートEXで普通車指定席を予約する金額と同じです。

スマートEXから「S Work」車両を予約する方法

①スマートEXを開きます
②乗りたい列車を指定します
③画面の「スマートEX S Work席」を選択し、購入します。

EX予約の新幹線予約画面

注意点②特急券のみの発売はない

「S Work」車両は乗車券と特急券の効力が一体となった新幹線専用商品です。

このため特急券のみの発売はありません。必ず乗車券とセットで購入しなければいけません。

乗車券を先に持っていて、別に特急券を購入したい場合は通常の指定席を取ることをお勧めします。

注意点③特定都区市内制度は適用されない

特定都区市内制度とはJRが運賃計算をするときの特例制度のことです。

新幹線のきっぷを発見したときに、下車駅を指定したのに「東京都区内」「大阪市内」といったきっぷが発券されたことはないでしょうか?これが特定都区市内制度です。

「S Work」車両を利用する場合、この特定都区市内制度は適用されません

なので新幹線乗車駅まで(降車駅から)在来線を利用する場合は別途在来線の運賃が必要になります。

特定都区市内制度で遠くから利用してお得に乗っている方は「S Work」車両の利用はお勧めできません。

特定都区市内制度について詳しくはこちら:JR西日本おでかけネット

注意点④乗り継ぎ割引は適用されない

「S Work」車両を利用する場合、乗り継ぎ割引は適用されません

乗り継ぎ割引とはJR線の特急列車や急行列車を乗り継ぐと特急・急行料金、指定席料金が半額にる制度です。

新幹線に乗った後、在来線特急に乗り換えてさらに移動する場合は、「S Work」車両の利用はお勧めできません。

乗り継ぎ割引について詳しくはこちら:JR西日本おでかけネット

スポンサーリンク

「S Work」車両を利用するときの注意点

「S Work」車両はここまでで示したように、仕事をするための車両です。マナーを守って利用しましょ

JR東海のホームページにはご利用にあたっての注意が示されています。確認をきちんとしてから予約しましょう。

「S Work」車両について:JR東海ホームページ

スポンサーリンク

参考

JR東海ホームページ:https://jr-central.co.jp/ex/s_work/

タイトルとURLをコピーしました