【PiTaPa】京都市営バスでPiTaPaは使える?ポストペイ・割引・使い方まで徹底解説

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この記事は京都市営バスでPiTaPaを利用するときに知りたい情報をまとめたものとなります。

京都市営バスではPiTaPaの利用が可能

ICカード

京都市営バスでは全路線でPiTaPaを利用することができます

ポストペイへの対応:○

京都市営バスでは全ての路線でポストペイに対応しています。PiTaPaへのチャージなしで利用可能です。

なおチャージ金額から運賃の支払いはできません。支払いはポストペイのみからとなります。

PiTaPa定期券への対応:❌

京都市営バスではPiTaPa定期券は発売していません。IC定期券はICOCAのみのが対応です。

ただし事前に利用エリアを登録をすることで1ヶ月の利用額(1日から末日までの利用額)の合計が一定の料金を超えた場合に、上限支払額を設けることができる「登録型割引サービス」があります。「登録型サービス」について詳しくはこちら

PiTaPaを利用したときの割引サービス

京都市営バス

京都市営バスをPiTaPaで利用したときに受けることのできる割引サービスをご紹介します。

乗継割引サービス

PiTaPaを使って京都市営地下鉄・京都市営バス・京都バスを乗り継いだとき、2乗車目の運賃が割引になります。
※乗継割引サービスはICOCAやSuicaなどPiTaPa以外の交通系ICカードも対象です。

バス⇆バスへ乗り継ぐ場合

90円割引(小児40円)
※1回目の運賃支払いから2回目の運賃支払いまでの時間が90分以内の場合に適用

地下鉄⇆バスへ乗り継ぐ場合

60円割引(小児30円)
※当日中に乗り継いだ場合に適用
※京都市営地下鉄に直通している他社線(近鉄線・京阪大津線)から一度も改札を出ずにバスへ乗り継いだ場合、またバスから京都市営地下鉄へ乗り継ぎ、他社線へ乗り出した場合も適用

ただし以下の場合は乗継割引サービスが適用されません。

  • ICOCA定期券を持っていて、定期区間内での利用の場合
  • 1乗車目と2乗車目の間に,他社の交通機関を利用した場合

利用額割引サービス【事前登録不要】

京都市営地下鉄・京都市営バス・京都バスの1ヶ月の利用額(1日から末日までの利用額)の合計金額が3000円(小児1500円)を超えると割引が適用されます。なお事前の登録は不要です。

  • 3000円(小児1500円)を超え3300円(小児1650円)までの利用の場合
    ➡︎料金が3000円(小児1500円)に割引
  • 3300円(小児1650円)を超えた場合
    ➡︎料金が9.09%の割引

※乗継割引サービスと併用できます。ただし1ヶ月の利用額は乗継割引サービス適用後の料金が対象

登録型割引サービス【事前登録必要】

「登録型割引サービス」とは、事前にPiTaPaにサービスの利用を登録することで、割引を受けられるサービスです。京都市営バスの登録型割引サービスには「市バスエリア指定プラン」と「市バス・地下鉄共通全線プラン」があります。

市バスエリア指定プラン

「市バス指定プラン」とは、事前に京都市営バスの利用エリアを登録をすることで1ヶ月の利用額(1日から末日までの利用額)の合計が一定の料金を超えた場合に、上限支払額を設けることができるプランのことです。

※京都市営地下鉄の「地下鉄区間指定プラン」との併用はできません

上限額の設定は以下のようになります。

登録可能エリア上限額(1ヶ月運賃)
市内中心フリー9,660円
市内中心+桂地域フリー11,340円
市内中心+桂・洛西地域フリー12,600円
桂・洛西地域フリー10,080円
市バスエリア指定プラン料金表

各指定エリアの範囲について詳しくはこちら:乗車可能エリア図(京都市ホームページ)

例えば、自分が持っているPiTaPaに「市内中心フリー」を事前に登録したとき、「市内中心フリー」指定エイリア内の路線の1ヶ月の利用額(1日から末日までの利用額)の合計が

  • 9,660円以下の場合
    →その利用金額分だけが請求される
    (1ヶ月に3000円分しか乗車しなければ3,000円の請求)
  • 9,660円を超えた場合
    → 9,660円のみの請求

となります。

勘違いされる方がいるのですが、「登録をしたら毎月上限額を支払わなければいけない」と言うわけではありません。1ヶ月に1度もバスを利用しなければ請求は0円ですし、合計の利用金額が上限金額に達しない利用金額であれば、その月の請求は利用した金額のみです。

市バス・地下鉄共通全線プラン

京都市営地下鉄と京都市営バスの1ヶ月の利用額(1日から末日までの利用額)の合計が一定の料金を超えた場合に、上限支払額を設けることができるプランのことです。

種類上限額(1ヶ月運賃)
市バス・地下鉄共通全線19,030円
市バス・地下鉄共通全線プラン料金表

例えば、自分が持っているPiTaPaに事前に「市バス・地下鉄共通全線プラン」登録したとき、京都市営地下鉄・京都市営バスの1ヶ月の利用額(1日から末日までの利用額)の合計が

  • 19,030円以下の場合
    →その利用金額分だけが請求される
    (1ヶ月に3000円分しか乗車しなければ3,000円の請求)
  • 19,030円を超えた場合
    → 19,030円のみの請求

となります。

こちらのプランも「登録をしたら毎月上限額を支払わなければいけない」と言うわけではありません。1ヶ月に1度もバスを利用しなければ請求は0円ですし、合計の利用金額が上限金額に達しない利用金額であれば、その月の請求は利用した金額のみです。

サービスの登録方法

サービスの登録はインターネットのみからです。PiTaPa会員専用インターネットサービス「PiTaPa倶楽部」から申し込みができます。

「PiTaPa倶楽部URL」: http://www.pitapa.com/

京都市営バスでのPiTaPaの使い方

京都市営バス

京都市営バスの料金体系には、「均一区間」と「均一区間外」があり、それぞれの場合でPiTaPaを使った乗車の仕方が異なります。

「均一区間」と「均一区間外」の見分け方

「均一区間」と「均一区間外」はバス先頭の上にある方向幕で確認することができます。

「均一区間」の例

「均一区間」の路線の場合、バスの方向幕は「オレンジ色の下地に白色」「青色の下地に白色」といったものとなっています。

画像引用元:京都市ホームページ
画像引用元:京都市ホームページ

「均一区間外」の例

「均一区間外」の路線の場合、バスの方向幕は「黒色の下地に白色」といったものになっています。

画像引用元:京都市ホームページ

なお均一区間外の路線系統は次の通りです。
臨18・19・20・22・29・33・42・69・70・73・特33・81・特81・特105・南1・特南1・南2・特南2・南3・特南3・特南5・南8・西1・西2・特西2・西3・特西3・西4・特西4・西5・臨西5・西6・西8・MN17・MN特西3・MN205・MN205~MN204(MNで始まる系統は深夜バス運賃が適用される系統)

※一部路線では「均一区間」と「均一区間外」を走行する路線があります。

均一区間でのPiTaPaの使い方

均一区間とは京都市営バスをどれだけ利用しても運賃が230円(小児120円)一定額になる区間のことです。バスの乗車から降車までの流れは次の通りです。

  1. バス中央の乗り口から乗車する
  2. 車内アナウンスで目的の停留所名が放送されたら降車ボタンを押す
  3. バスを降りるときに運転席横にある運賃箱のカード読み取り機にPiTaPaをタッチする

均一区間では乗車時にPiTaPaをタッチする必要はありません。降車時にのみタッチします。

均一区間外でのPiTaPaの使い方

均一区間外では乗車した距離に応じた運賃がかかります。均一区間外でのPiTaPaの使い方は次の通りです。

  1. バス中央の乗り口から乗車する
  2. 乗り口にあるカード読み取り機にPiTaPaをタッチする ※整理券を取る必要はない
  3. 車内アナウンスで目的の停留所名が放送されたら降車ボタンを押す
  4. バスを降りるときに運転席横にある運賃箱のカード読み取り機にPiTaPaをタッチする

均一区間外では乗車時と降車時の2回PiTaPaをタッチする必要があります。

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